supplod さんの「 BanG Dream! Ave Mujica 」の感想 57点 BanG Dream! Ave Mujica 『MyGO』と好対照を成しているがゆえに、私には茶番としか思えなかった マイゴから続けて観ました。 1話 初華、すでに2人組ユニットでプロデビューしてるところでよくムジカにも参加したな。いくら同じ事務所とはいえ。祥子が大好きですべてな人か睦と初華はどちらの方が祥子との付き合い長いんだろう 前橋とは違って、ヤングケアラー家庭の問題が、警察から行政福祉に繋がっていない…… 今どき警察も連絡義務とかないのだろうか、常習っぽいし えぇ…… 168億の詐欺被害にあった責任を取って父が婿入り先の祖父の会社から追放され、貧困ハシ家庭になったのが、クライシックを祥子が突然辞めた理由かよ。睦は知ってたのかな皆んなにはどうしても話せなかったかー…… 初華も知らないっぽいもんなぁちょっと、マイゴからここまで引っ張りに引っ張った真相が大仰でベタすぎて結構がっかりしてるかも…… 家庭問題が背景にある昼ドラってことで、よりレインボーライブらしくはなった。ムジカで成り上がるのは金を稼いで貧困を抜け出して父を救うためかよ。そしてあのドールは母の形見、つまりムジカは亡き母を演じて接近することで自分と父を救済しようとしてるのか。 睦は事情知ってたのね もしかして「楽しかったことなんてない」発言は祥子を庇うための嘘? だんだん睦のことが好きになってきた。てか、マイゴ3話だと、クライシックの初ライブ後すぐに祥子が辞めた例の日があったのかとミスリードされてたけど、わりと期間が空いてたのか。いや、ライブ前から祥子はやばい状況だったから、ライブで一区切りつけたのかな。←違うっぽい いやぁ、、そりゃ可哀想だけどさあ、祥子への同情よりも、こういう設定で安易にドラマを作ってしまった作り手への落胆・軽蔑のほうが勝る。マイゴは、そよにシングル家庭の背景こそあれ、基本的には各個人の問題と感情がぶつかり合って、面白い愛憎劇を生んでいた。愛音が留学失敗したのは自分のせいだし、燈が「人間になりたい」と苦しんでいるのも(遺伝的な生来の性質ではあれど)燈の内面の問題だった。しかしムジカは、その中心たる祥子に、父子家庭という外的なデカい問題を用意してプロットを組んでいる。というか、最悪なのは、マイゴの物語の根底にも祥子のクライシック脱退があったのだから、けっきょくあの人間ドラマの発端には、彼女たちの外部の問題があったのだと、後から知らされることだ。それこそ、とんだ詐欺にあった気分だ。外部の問題を核心に据えておいて、それでもどうせ、行政福祉サービスなどの、本当の「社会」には接続せずに、あくまで高校生たちのドラマとして色々やろうとするんでしょ? それがとても酷いと思う。美少女キャラたちのおもろい愛憎劇を展開するために貧困家庭やヤングケアラーといった社会的に扱うべき要素を、その表層だけ利用しているのが当事者に対しても不誠実に過ぎる。これで「百合」消費とかしてるのが馬鹿みたいじゃないか。単なる馬鹿ならまだマシで、共犯者にされてしまう。まぁここで見限るのは早計だろうけど。。ムジカがプロデビューして世間を賑わせることは、行政とはまた別のレイヤーで「社会」と繋がっているとはいえるか。アイドル資本主義という階層。 2次元美少女キャラクターは、愛されるために生まれた人形に過ぎない……ことを、キャラが「人形」を演じる設定は否応なく示唆する。3DCGモデルなのも輪をかけて、そう。 そよも、あの仮面程度で祥子や睦だと知らずにムジカ見に来てたの、そういうお決まりとはいえちょっとウケる。あと、ストーリー云々を置いても、シンプルにムジカの音楽には興味がない。悪いとかではなく。まだマイゴの青春パンクのほうが馴染みがある……。演劇とか、サンホラ的な? 思えば、同じ「ステージ」上とはいえども、マイゴはライブハウスで演奏してドラマをやっていたが、ムジカはもっとデカいコンサートホールで最初からやっている。それが、自分がムジカ(というユニット及び「物語」)を好きになれないことの端的な象徴かもしれない。 2話 睦と祥子は幼稚舎からの付き合いか海鈴はマジでなんなんだ。ムジカも他のバンドもフラットに平然と完璧にこなす。どういう人間?睦ママ(森みなみ)やべぇ~~ そりゃ睦も拗らせるよ完全に "芸能界" のハナシになっている。それもすげ~薄っぺらい。駆け出しアマチュアバンドの物語だったマイゴと好対照ではある。芝居がかった脚本は明らかに意図的なもの(演劇・戯曲モチーフ)だが、苦手なものは苦手!初華のSumimiの相方(まな)いい人過ぎるだろ そういう人は愛憎劇には居場所がない……初華は独り暮らし? 親はいるのかな。勝手に同棲始めてるけど。祥子にそんな執着するのは何故だ。 3話 祥子は毎回アドリブが求められて大変だなぁ せっかく頑張って台本書いてるというのに祥子と睦は幼馴染だけど、互いに気を遣って距離を置いているかんじで結構独特なものがあるなぁ。疎遠まではいかず、今も一緒にバンド仕事をやっている関係ではあるが、ビジネスの関係をあいだに置くことで、ぎこちなくともなんとか距離感を安定させようとしているかのようだ。睦ってギター下手だったのか。上手そうな雰囲気に騙されていた。それとも、天才特有の自己客観視能力が終わってるパターンか。そして「バンド楽しくない」も割と本心だったのか。みんなそれぞれ大変ですなあ初華の祥子が何より大切なかんじ苦手だ~ マイゴで燈に接しているときの初華は好きだったのに。睦も祥子のことを一応大切に思ってはいるのか。それを表すことはできないし、自分のことで普段は手一杯すぎるだけで。祥子がわりと総愛されな盤面か。そよも執着してたし。肝心の祥子本人は、家庭問題でそれどころではないんだけど……。若葉家の地下の練習スタジオにしろ、仙台駅のホームにしろ、あらゆるところが「舞台」として会話劇が演出されているのがアホらしくて乗れない。にゃむちの努力をちゃんと見ている海鈴さん……怖ぇ~ あーあ、睦……まだ3話にしてこの展開て。節操がない 4話 モーティスってそういうことか~ 睦が抑圧していた別人格、もう一つの本性みたいな? ムジカと祥子を破滅させようとしているのか、どういう意図があるんだろう博多弁と親・きょうだいとの会話でにゃむちの好感度を上げていくプロットマイゴでそよに言った台詞が、祥子自身に返ってくる構成。二重人格ねぇ…… そういうジャンルをやりたいのは分かるけど、全部しょうもなく思える。にゃむがゲスト=客およびスタッフたちのことを第一に考えているのは、マイゴ10話の「内輪」ライブと好対照だなぁ。プロとアマの違い。そして自分はアマチュアの話のほうが好き……二重人格というか、もっとコロコロ人格が変わってるように見える>モーティス海鈴ひとりだけ、それほどこのバンドに執着していないのがMyGOの楽奈みたいでオモロいト書き風のナレーションなんなんだwこんなん伝説の解散ライブだろ マイゴの5人は全員好きになれたのに、ムジカは全員を嫌いになりそうな勢いなのがすごい。海鈴は好きだけど。 5話 sumimiのまながいい人過ぎる……燈!! 頼む、祥子を救ってくれ・・・検索サジェストに「モーティス 死亡」は草立希ww こんなにも燈が好きなのに、燈にとって立希は大切な友達のひとりに過ぎないの可哀想愛音ナイス!!! さすが前作主人公(実質)バンドやろう…… そうだ、もう祥子を救えるのは燈たちしかいないんだそういえば、マイゴでもどん詰まりから好転するきっかけになったのはプラネタリウムで出会った初華だったな。ひとつのバンドが2つに分裂して、それぞれの窮地を互いに救い合う構図は良いかもしれない。 6話 一方そよが睦のほうに行くのか。あの件を根に持っていたのに。2つ以上のバンドを兼ねたらいいんじゃないかな。海鈴のように。「バンド」は排他的な恋愛関係じゃないんだから、もっと気軽に掛け持ちして、依存先を増やしていったほうが精神的にも健全だと思う。燈が付箋に「あの日に帰りたい」って書いてる…… →『きまぐれオレンジ☆ロード あの日にかえりたい』 5話までかけてムジカを解散のどん底に叩き込んで、この6話からマイゴがヒーロー的に現れて救済していくのかな。いいねそよモーティスに付き合ってあげて優しいな~~ 電話ごっこ良い。そういうごっこ遊び=演技の形式でしかできないコミュニケーションもある。内面に閉じた問題を抱えているモーティス=睦に対して、「電話」のていで助言をする。外に出て、色んな人と演奏して聴いてみること。いいアドバイス睦=モーティスを楽奈が見抜いて救うのか!! なるほど~~おもしろい 楽奈が猫をみんな「猫」と呼んで個体を区別しないことと、一目で睦=モーティスが「2人いる」ことを看破したことは地続きのように思える。常識的な「人間」個人の捉え方をしていない。〈近代〉の外(前)にいる?立希と海鈴のサバサバした関係好きだな~ このあと海鈴のデレがありそうで嫌だけど。ずっとこの距離感でいてほしい 睦の錯綜した精神を演劇的に表現するコンテ演出は上手いけど、こういうの求めてないんだよなぁ……モーティスを楽奈が、睦をそよが救う。そして祥子は燈・愛音ペアが。マイゴの見事な役割分担・連係プレーあーあ、撮られて拡散されとるし…… すぐにTwitterのトレンドに結びついてしまう人間ドラマなんて見たくないです祥子さんなんで『こころ』読んでるの? そよが遂に祥子の家の場所=事情を知ってしまった。そういや、父を亡くして母子家庭のそよと、母を亡くして父子家庭の祥子は対照的なのか。祥子がもっとクライシックの仲間を頼れて相談できてさえいれば……もっかいクライシックの5人で一堂に会して、とことん話し合って想いをぶつけ合おう! そーすれば、一回の修羅場で解決するんじゃないかな。。 この6話からようやく面白くなってきた。フリが長ぇんだよ……マイゴでは3話からだった。色々あってひとまず大団円を迎えたマイゴの面子が、今度はどん底にいるムジカの面々(というか祥子と睦)を救おうと動く展開が王道にアツい。にゃむと海鈴はまぁいいとして、初華も一波乱あるだろうな~ 祥子・睦のことがいったん解決を見てから嫉妬で暴発する感じかなぁ。 7話 即行で祥子に会いに行って無理やり力づくで睦のところに連れて行くそよ、いいぞ~ 物理強行こそ最後に勝つ。母さんのドラマ伏線だったのかよ!wクライシックの部外者ではある愛音がずっと、部外者ゆえに素晴らしい働きをしてて良いなぁ客が入ってないリハーサルの場で、クライシックの最後の演奏をする。これは素晴らしく感動的だなぁ。初めての居場所=バンドゆえに神格化していたクライシックへのノスタルジーを断ち切る。あれだけ掻き回しておいて、睦だけ泣いてないのほんとオモロい。 ストーリー上仕方ないけど、それでもクライシックをまた始めてもいいんじゃない?と思ってしまうのは野暮だろうか。何も読めていない大馬鹿野郎だろうか。もう、特別な居場所ではなくありふれた「普通のバンド」であったと認めることができたのだから、それゆえに、マイゴと掛け持ちでやっていいと思うんだけどなぁ。これっきりで「一生忘れない」想い出を最後に終わるほうが、むしろ神格化から抜け出せていないようにも思える。 こういうバンドもので、複数のバンドをガッツリ掛け持ちしているキャラ・作品ってないのだろうか。アイドルと違って、バンドなら複数所属が比較的ありふれてないでしょうか。「ここが私の唯一のバンド」という意識が、「一生」の「運命共同体」とかいうロマンチシズムを呼び込んでしまうし、それを断ち切ったのが今回の話ではないのか。 海鈴もいろいろあるんかー…… 渡り歩き過ぎて、安定した居場所がないことへのコンプレックスかな。こちらで、複数バンド掛け持ちの負の側面が検討される、と。 8話 睦が前話で泣いてなかったのはそういうことか。人生全部が演技キャラ、たまによくいるけど、なんだかな~ 「で?」と思ってしまう。こういう "天才"「化け物」キャラを造形する姿勢に冷めてしまう。ギターを手にしたことで元の「睦」人格に統一されたというけど、本当に演技の化け物なら、ギター演奏でも無数の人格を演じ分けることくらい出来そうなものだけどなぁ。演じ分けられないのではなく、演じ分けたくない=安定した自我でいたい、という深層意識があるのかな。「うーちゃん」!! にゃむと同じく、ここは親子仲が良好、と。その上で、2人とも家を出て上京して自立している。芸能界志望のにゃむはともかく、海鈴はまだ高校生なのに、バンドで経済的に自立までする必要ある? どういう心持ちなのだろうえぇ……ヤケ買い? 一気に海鈴の人間味というか弄りしろを見せてきたなぁ初バンドで仕切り過ぎて除け者にされたトラウマで、多くのバンドに所属しながらコミットしないようにしてきた、と。まさか初華ではなく海鈴のほうが、嫉妬してムジカを復活させようとするとは。海鈴にとってムジカが他のバンドよりも特別である理由がよく分からない。本人もそうなんだろうけど。今のところは脚本の都合だと感じてしまう。 9話 祥子は睦のためにクライシック復活させたいのか~ 復活はわたしも望むけど、無理なんだろうなぁ。自分のためにムジカを始めたのと同じ轍を踏むだけだろう。睦=モーティスに関しては、もうどうすればええねんという感じ。個人の精神内部のお話だから、いつでも都合のいいときに「解決」させられるだろうし…… だから真剣に考える気が失せるんだよな。有名人ぶりたくて「お忍びで」と喫茶店に伊達メガネかけていく愛音おもろいなぁあーあ 初華が予想通りのつまらない病み嫉妬路線に乗ってしまった。クライシック復活派(祥子、睦)とムジカ復活派(モーティス、海鈴、初華)で、祥子と睦を取り合う構図か。主客が変なことになってるけど。そしてにゃむも、彼女個人の進路の問題でムジカ復活へ舵を切る、と。にゃむだけがずっと、他人はあまり関係なく自分のやりたい道を模索して突き進んでいて偉いよほんと。にゃむ流されずに勝算無いからとちゃんと海鈴の打診を断ってえらい!あーあ 初華も睦も、もう駄目だ…… 睦のこの「化け物」設定の時点で、このアニメは自分に向いてはいないのだと線を引かれているから。あと、このバロック演劇?めいた表現も、サイコホラーっぽい演出も嫌いだ。あーあ、海鈴泣いちゃった。まじでなんで?? そんなにムジカにこだわるのは。それこそ、脚本という糸に踊らされるドールたちにしか見えないんですけど。にゃむちいいぞ~ マジでキモい。その通り。 10話 そよはなんでモーティスにそんなに優しいんだ。赤ちゃんのような仲間……という点では楽奈も少し近いが、あんなには構ってあげてないよね「軟禁」されて保護者のようにあやしてあげた経験がすごく響いたのか。もともと面倒見のいい性格とはいえ。デミアンwwww だから一時期オタクがこぞって読んでたのか〜w 「強制ソウルメイト計画」 ほんとにゃむちだけが良心やで会社を通さずにRiNGで勝手に復活ライブやるのか……とにかく重い初華のことを面倒に思ってそうな祥子に草 こっちに比べればマイゴの愛憎劇はまだ全然「青春」の範疇に収まる可愛いものだったな……と思わされる。 11話 初華の過去編を本人のひとり芝居の舞台で物語る豊川の爺ちゃんやべー 初音と初華。複雑な血縁の、姉妹間の嫉妬と疎外感。すべてがハリボテで虚しい設定だ。もういいって、そういうのは。どんどん初華(初音?)のことを嫌いになっていく。ただ、初華(妹)が欲望する祥子を欲望していたから、現・初華の祥子への執着はこんなにも深いのね。これにはジラールもニッコリ。"三角" の姓に恥じない三角形の欲望っぷりですね(←みんな言ってそう) あとは禁止されたタブーに対する欲望=エロスによっても駆動されていそう。マイゴで少し描かれた、祥子の回想シーンにいた初華はどっちなんだ。妹とは何歳差なんだ。入れ替わりを偽装できるくらいには近いのか本物の初華は今どうしてるんだ。島にいる? 死んでないよねえ、168億の損失で祥子パパは豊川家を追放されたんじゃなかったの!? 初華(初音)が原因? マイゴの物語も遡ればこいつのせいだということになるが、結局豊川のじいさんが元凶として聳え立っていることには変わりない虚しさ。すべてが豊川家のお家騒動、ゴタゴタによるものだったと。……茶番だ、何もかも。ここからこいつらが救われてハッピーエンド大団円になろうとも、バッドエンドだろうと、茶番としか感じられない気がする。 12話 エンディングかとおもったら特殊オープニングだったなんかいい感じにまとまりましたねー……よくある百合短編映画みたいな回だった。初音と祥子の組み合わせが好きな人は垂涎ものでしょうねここまで再デビューを応援できない主人公ユニットも珍しいてか睦モーティスの問題はどうなったんだ。睦人格は無くなって、完全にモーティスとして受け入れてやっていくんか。 13話 やっぱMyGOさんのライブは最高だ〜 燈の歌声すきアニメムジカを観て良かったのは、自分はマイゴが好きだとより強く再確認させてくれたこと。ポエトリーが入ったロックは音楽としては苦手だけど、こうやって物語のなかで披露されると素直に良いと思える。マイゴの最終話でムジカのライブをまるごとやったことのリフレインか、これ。ムジカって序盤は世間の反応やら評判やらをいちいち描いていたが、後半になるにつれて、個々人の精神的な、個人的なところへと焦点が移っていき、社会は忘れ去られている。どうやって再デビューしたのか、とか、そういうことはひとっ飛ばしに省略される。そういう構造の物語なのだろうけど、わたしは到底納得も満足もできない。楽しめない。やっと終わったー 退屈だった〜ムジカをマイゴの5人で締めるのも、マイゴ最終話の意趣返しか。これ地味にいちばん割を食った被害者はSumimiのまなさんじゃないか? 可哀想 まとめ マイゴ最終話の時点で合わなそうな予感はしていたが、こんなにも嫌いな内容だとは思わなかった。6-7話らへんだけ面白かったけど、それはマイゴの面々がムジカの奴らを救おうと活躍する回だから、要するにマイゴは好きでムジカは嫌い、というのは揺るがない。 音楽性も物語ジャンルもアニメ演出もすべて、明らかにマイゴと対照的になるように作られているので、マイゴは好きでこっちは嫌い、というのは製作者の意図通りと言えるかもしれない。どっちも好きって人もいるんだろうけど。。 ロックを用いて実質ヒップホップをやったのがマイゴだとすれば、ロックで舞台演劇をやったのがムジカ。ステージから客席に降りて、客を引っ張ってきてステージに引き上げることが出来るのがマイゴで、ステージと客席が完全に隔てられて昇り降りが許されないのがムジカ。雑にいうと、人間ドラマのリアリティを追求したマイゴと、フィクショナルな演劇性を追求したムジカという対比ができる。ムジカはSF要素がない『ゲキドル』みたいなもんなので、そりゃあ自分が好きなはずがない。 マイゴの時点では睦とか海鈴とか好きになりかけていたのに、ムジカを見て嫌いになった。海鈴はマジで公式と解釈違い。にゃむはムジカ5人の中では比較的好きだけど、終盤で睦に魅せられて執着する筋書きを与えられてしまったので哀しい。初華=初音はいちばん嫌い。こういうキャラが嫌いです、と名刺に使えるほど。祥子はまぁ……終盤で睦(クライシック)より初音(ムジカ)を取ったのがよく分からない。てか睦モーティスはほんとどうなったんだ。どうもなってないのか。あの舞台演劇の「観客」ならば、睦だろうがモーティスだろうが関係ないんだけれど、わたしはそう大人しく観客の座に甘んじる人間ではないので…… Tweet 2025-06-06 19:46:50
57点 BanG Dream! Ave Mujica
『MyGO』と好対照を成しているがゆえに、私には茶番としか思えなかった
マイゴから続けて観ました。
Tweet1話
初華、すでに2人組ユニットでプロデビューしてるところでよくムジカにも参加したな。いくら同じ事務所とはいえ。祥子が大好きですべてな人か睦と初華はどちらの方が祥子との付き合い長いんだろう
前橋とは違って、ヤングケアラー家庭の問題が、警察から行政福祉に繋がっていない…… 今どき警察も連絡義務とかないのだろうか、常習っぽいし
えぇ…… 168億の詐欺被害にあった責任を取って父が婿入り先の祖父の会社から追放され、貧困ハシ家庭になったのが、クライシックを祥子が突然辞めた理由かよ。睦は知ってたのかな皆んなにはどうしても話せなかったかー…… 初華も知らないっぽいもんなぁちょっと、マイゴからここまで引っ張りに引っ張った真相が大仰でベタすぎて結構がっかりしてるかも…… 家庭問題が背景にある昼ドラってことで、よりレインボーライブらしくはなった。ムジカで成り上がるのは金を稼いで貧困を抜け出して父を救うためかよ。そしてあのドールは母の形見、つまりムジカは亡き母を演じて接近することで自分と父を救済しようとしてるのか。
睦は事情知ってたのね もしかして「楽しかったことなんてない」発言は祥子を庇うための嘘? だんだん睦のことが好きになってきた。てか、マイゴ3話だと、クライシックの初ライブ後すぐに祥子が辞めた例の日があったのかとミスリードされてたけど、わりと期間が空いてたのか。いや、ライブ前から祥子はやばい状況だったから、ライブで一区切りつけたのかな。←違うっぽい
いやぁ、、そりゃ可哀想だけどさあ、祥子への同情よりも、こういう設定で安易にドラマを作ってしまった作り手への落胆・軽蔑のほうが勝る。マイゴは、そよにシングル家庭の背景こそあれ、基本的には各個人の問題と感情がぶつかり合って、面白い愛憎劇を生んでいた。愛音が留学失敗したのは自分のせいだし、燈が「人間になりたい」と苦しんでいるのも(遺伝的な生来の性質ではあれど)燈の内面の問題だった。しかしムジカは、その中心たる祥子に、父子家庭という外的なデカい問題を用意してプロットを組んでいる。というか、最悪なのは、マイゴの物語の根底にも祥子のクライシック脱退があったのだから、けっきょくあの人間ドラマの発端には、彼女たちの外部の問題があったのだと、後から知らされることだ。それこそ、とんだ詐欺にあった気分だ。外部の問題を核心に据えておいて、それでもどうせ、行政福祉サービスなどの、本当の「社会」には接続せずに、あくまで高校生たちのドラマとして色々やろうとするんでしょ? それがとても酷いと思う。美少女キャラたちのおもろい愛憎劇を展開するために貧困家庭やヤングケアラーといった社会的に扱うべき要素を、その表層だけ利用しているのが当事者に対しても不誠実に過ぎる。これで「百合」消費とかしてるのが馬鹿みたいじゃないか。単なる馬鹿ならまだマシで、共犯者にされてしまう。まぁここで見限るのは早計だろうけど。。ムジカがプロデビューして世間を賑わせることは、行政とはまた別のレイヤーで「社会」と繋がっているとはいえるか。アイドル資本主義という階層。
2次元美少女キャラクターは、愛されるために生まれた人形に過ぎない……ことを、キャラが「人形」を演じる設定は否応なく示唆する。3DCGモデルなのも輪をかけて、そう。
そよも、あの仮面程度で祥子や睦だと知らずにムジカ見に来てたの、そういうお決まりとはいえちょっとウケる。あと、ストーリー云々を置いても、シンプルにムジカの音楽には興味がない。悪いとかではなく。まだマイゴの青春パンクのほうが馴染みがある……。演劇とか、サンホラ的な? 思えば、同じ「ステージ」上とはいえども、マイゴはライブハウスで演奏してドラマをやっていたが、ムジカはもっとデカいコンサートホールで最初からやっている。それが、自分がムジカ(というユニット及び「物語」)を好きになれないことの端的な象徴かもしれない。
2話
睦と祥子は幼稚舎からの付き合いか海鈴はマジでなんなんだ。ムジカも他のバンドもフラットに平然と完璧にこなす。どういう人間?睦ママ(森みなみ)やべぇ~~ そりゃ睦も拗らせるよ完全に "芸能界" のハナシになっている。それもすげ~薄っぺらい。駆け出しアマチュアバンドの物語だったマイゴと好対照ではある。芝居がかった脚本は明らかに意図的なもの(演劇・戯曲モチーフ)だが、苦手なものは苦手!初華のSumimiの相方(まな)いい人過ぎるだろ そういう人は愛憎劇には居場所がない……初華は独り暮らし? 親はいるのかな。勝手に同棲始めてるけど。祥子にそんな執着するのは何故だ。
3話
祥子は毎回アドリブが求められて大変だなぁ せっかく頑張って台本書いてるというのに祥子と睦は幼馴染だけど、互いに気を遣って距離を置いているかんじで結構独特なものがあるなぁ。疎遠まではいかず、今も一緒にバンド仕事をやっている関係ではあるが、ビジネスの関係をあいだに置くことで、ぎこちなくともなんとか距離感を安定させようとしているかのようだ。睦ってギター下手だったのか。上手そうな雰囲気に騙されていた。それとも、天才特有の自己客観視能力が終わってるパターンか。そして「バンド楽しくない」も割と本心だったのか。みんなそれぞれ大変ですなあ初華の祥子が何より大切なかんじ苦手だ~ マイゴで燈に接しているときの初華は好きだったのに。睦も祥子のことを一応大切に思ってはいるのか。それを表すことはできないし、自分のことで普段は手一杯すぎるだけで。祥子がわりと総愛されな盤面か。そよも執着してたし。肝心の祥子本人は、家庭問題でそれどころではないんだけど……。若葉家の地下の練習スタジオにしろ、仙台駅のホームにしろ、あらゆるところが「舞台」として会話劇が演出されているのがアホらしくて乗れない。にゃむちの努力をちゃんと見ている海鈴さん……怖ぇ~ あーあ、睦……まだ3話にしてこの展開て。節操がない
4話
モーティスってそういうことか~ 睦が抑圧していた別人格、もう一つの本性みたいな? ムジカと祥子を破滅させようとしているのか、どういう意図があるんだろう博多弁と親・きょうだいとの会話でにゃむちの好感度を上げていくプロットマイゴでそよに言った台詞が、祥子自身に返ってくる構成。二重人格ねぇ…… そういうジャンルをやりたいのは分かるけど、全部しょうもなく思える。にゃむがゲスト=客およびスタッフたちのことを第一に考えているのは、マイゴ10話の「内輪」ライブと好対照だなぁ。プロとアマの違い。そして自分はアマチュアの話のほうが好き……二重人格というか、もっとコロコロ人格が変わってるように見える>モーティス海鈴ひとりだけ、それほどこのバンドに執着していないのがMyGOの楽奈みたいでオモロいト書き風のナレーションなんなんだwこんなん伝説の解散ライブだろ
マイゴの5人は全員好きになれたのに、ムジカは全員を嫌いになりそうな勢いなのがすごい。海鈴は好きだけど。
5話
sumimiのまながいい人過ぎる……燈!! 頼む、祥子を救ってくれ・・・検索サジェストに「モーティス 死亡」は草立希ww こんなにも燈が好きなのに、燈にとって立希は大切な友達のひとりに過ぎないの可哀想愛音ナイス!!! さすが前作主人公(実質)バンドやろう…… そうだ、もう祥子を救えるのは燈たちしかいないんだそういえば、マイゴでもどん詰まりから好転するきっかけになったのはプラネタリウムで出会った初華だったな。ひとつのバンドが2つに分裂して、それぞれの窮地を互いに救い合う構図は良いかもしれない。
6話
一方そよが睦のほうに行くのか。あの件を根に持っていたのに。2つ以上のバンドを兼ねたらいいんじゃないかな。海鈴のように。「バンド」は排他的な恋愛関係じゃないんだから、もっと気軽に掛け持ちして、依存先を増やしていったほうが精神的にも健全だと思う。燈が付箋に「あの日に帰りたい」って書いてる…… →『きまぐれオレンジ☆ロード あの日にかえりたい』
5話までかけてムジカを解散のどん底に叩き込んで、この6話からマイゴがヒーロー的に現れて救済していくのかな。いいねそよモーティスに付き合ってあげて優しいな~~ 電話ごっこ良い。そういうごっこ遊び=演技の形式でしかできないコミュニケーションもある。内面に閉じた問題を抱えているモーティス=睦に対して、「電話」のていで助言をする。外に出て、色んな人と演奏して聴いてみること。いいアドバイス睦=モーティスを楽奈が見抜いて救うのか!! なるほど~~おもしろい
楽奈が猫をみんな「猫」と呼んで個体を区別しないことと、一目で睦=モーティスが「2人いる」ことを看破したことは地続きのように思える。常識的な「人間」個人の捉え方をしていない。〈近代〉の外(前)にいる?立希と海鈴のサバサバした関係好きだな~ このあと海鈴のデレがありそうで嫌だけど。ずっとこの距離感でいてほしい
睦の錯綜した精神を演劇的に表現するコンテ演出は上手いけど、こういうの求めてないんだよなぁ……モーティスを楽奈が、睦をそよが救う。そして祥子は燈・愛音ペアが。マイゴの見事な役割分担・連係プレーあーあ、撮られて拡散されとるし…… すぐにTwitterのトレンドに結びついてしまう人間ドラマなんて見たくないです祥子さんなんで『こころ』読んでるの?
そよが遂に祥子の家の場所=事情を知ってしまった。そういや、父を亡くして母子家庭のそよと、母を亡くして父子家庭の祥子は対照的なのか。祥子がもっとクライシックの仲間を頼れて相談できてさえいれば……もっかいクライシックの5人で一堂に会して、とことん話し合って想いをぶつけ合おう! そーすれば、一回の修羅場で解決するんじゃないかな。。
この6話からようやく面白くなってきた。フリが長ぇんだよ……マイゴでは3話からだった。色々あってひとまず大団円を迎えたマイゴの面子が、今度はどん底にいるムジカの面々(というか祥子と睦)を救おうと動く展開が王道にアツい。にゃむと海鈴はまぁいいとして、初華も一波乱あるだろうな~ 祥子・睦のことがいったん解決を見てから嫉妬で暴発する感じかなぁ。
7話
即行で祥子に会いに行って無理やり力づくで睦のところに連れて行くそよ、いいぞ~ 物理強行こそ最後に勝つ。母さんのドラマ伏線だったのかよ!wクライシックの部外者ではある愛音がずっと、部外者ゆえに素晴らしい働きをしてて良いなぁ客が入ってないリハーサルの場で、クライシックの最後の演奏をする。これは素晴らしく感動的だなぁ。初めての居場所=バンドゆえに神格化していたクライシックへのノスタルジーを断ち切る。あれだけ掻き回しておいて、睦だけ泣いてないのほんとオモロい。
ストーリー上仕方ないけど、それでもクライシックをまた始めてもいいんじゃない?と思ってしまうのは野暮だろうか。何も読めていない大馬鹿野郎だろうか。もう、特別な居場所ではなくありふれた「普通のバンド」であったと認めることができたのだから、それゆえに、マイゴと掛け持ちでやっていいと思うんだけどなぁ。これっきりで「一生忘れない」想い出を最後に終わるほうが、むしろ神格化から抜け出せていないようにも思える。
こういうバンドもので、複数のバンドをガッツリ掛け持ちしているキャラ・作品ってないのだろうか。アイドルと違って、バンドなら複数所属が比較的ありふれてないでしょうか。「ここが私の唯一のバンド」という意識が、「一生」の「運命共同体」とかいうロマンチシズムを呼び込んでしまうし、それを断ち切ったのが今回の話ではないのか。
海鈴もいろいろあるんかー…… 渡り歩き過ぎて、安定した居場所がないことへのコンプレックスかな。こちらで、複数バンド掛け持ちの負の側面が検討される、と。
8話
睦が前話で泣いてなかったのはそういうことか。人生全部が演技キャラ、たまによくいるけど、なんだかな~ 「で?」と思ってしまう。こういう "天才"「化け物」キャラを造形する姿勢に冷めてしまう。ギターを手にしたことで元の「睦」人格に統一されたというけど、本当に演技の化け物なら、ギター演奏でも無数の人格を演じ分けることくらい出来そうなものだけどなぁ。演じ分けられないのではなく、演じ分けたくない=安定した自我でいたい、という深層意識があるのかな。「うーちゃん」!! にゃむと同じく、ここは親子仲が良好、と。その上で、2人とも家を出て上京して自立している。芸能界志望のにゃむはともかく、海鈴はまだ高校生なのに、バンドで経済的に自立までする必要ある? どういう心持ちなのだろうえぇ……ヤケ買い? 一気に海鈴の人間味というか弄りしろを見せてきたなぁ初バンドで仕切り過ぎて除け者にされたトラウマで、多くのバンドに所属しながらコミットしないようにしてきた、と。まさか初華ではなく海鈴のほうが、嫉妬してムジカを復活させようとするとは。海鈴にとってムジカが他のバンドよりも特別である理由がよく分からない。本人もそうなんだろうけど。今のところは脚本の都合だと感じてしまう。
9話
祥子は睦のためにクライシック復活させたいのか~ 復活はわたしも望むけど、無理なんだろうなぁ。自分のためにムジカを始めたのと同じ轍を踏むだけだろう。睦=モーティスに関しては、もうどうすればええねんという感じ。個人の精神内部のお話だから、いつでも都合のいいときに「解決」させられるだろうし…… だから真剣に考える気が失せるんだよな。有名人ぶりたくて「お忍びで」と喫茶店に伊達メガネかけていく愛音おもろいなぁあーあ 初華が予想通りのつまらない病み嫉妬路線に乗ってしまった。クライシック復活派(祥子、睦)とムジカ復活派(モーティス、海鈴、初華)で、祥子と睦を取り合う構図か。主客が変なことになってるけど。そしてにゃむも、彼女個人の進路の問題でムジカ復活へ舵を切る、と。にゃむだけがずっと、他人はあまり関係なく自分のやりたい道を模索して突き進んでいて偉いよほんと。にゃむ流されずに勝算無いからとちゃんと海鈴の打診を断ってえらい!あーあ 初華も睦も、もう駄目だ…… 睦のこの「化け物」設定の時点で、このアニメは自分に向いてはいないのだと線を引かれているから。あと、このバロック演劇?めいた表現も、サイコホラーっぽい演出も嫌いだ。あーあ、海鈴泣いちゃった。まじでなんで?? そんなにムジカにこだわるのは。それこそ、脚本という糸に踊らされるドールたちにしか見えないんですけど。にゃむちいいぞ~ マジでキモい。その通り。
10話
そよはなんでモーティスにそんなに優しいんだ。赤ちゃんのような仲間……という点では楽奈も少し近いが、あんなには構ってあげてないよね「軟禁」されて保護者のようにあやしてあげた経験がすごく響いたのか。もともと面倒見のいい性格とはいえ。デミアンwwww だから一時期オタクがこぞって読んでたのか〜w
「強制ソウルメイト計画」 ほんとにゃむちだけが良心やで会社を通さずにRiNGで勝手に復活ライブやるのか……とにかく重い初華のことを面倒に思ってそうな祥子に草 こっちに比べればマイゴの愛憎劇はまだ全然「青春」の範疇に収まる可愛いものだったな……と思わされる。
11話
初華の過去編を本人のひとり芝居の舞台で物語る豊川の爺ちゃんやべー 初音と初華。複雑な血縁の、姉妹間の嫉妬と疎外感。すべてがハリボテで虚しい設定だ。もういいって、そういうのは。どんどん初華(初音?)のことを嫌いになっていく。ただ、初華(妹)が欲望する祥子を欲望していたから、現・初華の祥子への執着はこんなにも深いのね。これにはジラールもニッコリ。"三角" の姓に恥じない三角形の欲望っぷりですね(←みんな言ってそう) あとは禁止されたタブーに対する欲望=エロスによっても駆動されていそう。マイゴで少し描かれた、祥子の回想シーンにいた初華はどっちなんだ。妹とは何歳差なんだ。入れ替わりを偽装できるくらいには近いのか本物の初華は今どうしてるんだ。島にいる? 死んでないよねえ、168億の損失で祥子パパは豊川家を追放されたんじゃなかったの!? 初華(初音)が原因? マイゴの物語も遡ればこいつのせいだということになるが、結局豊川のじいさんが元凶として聳え立っていることには変わりない虚しさ。すべてが豊川家のお家騒動、ゴタゴタによるものだったと。……茶番だ、何もかも。ここからこいつらが救われてハッピーエンド大団円になろうとも、バッドエンドだろうと、茶番としか感じられない気がする。
12話
エンディングかとおもったら特殊オープニングだったなんかいい感じにまとまりましたねー……よくある百合短編映画みたいな回だった。初音と祥子の組み合わせが好きな人は垂涎ものでしょうねここまで再デビューを応援できない主人公ユニットも珍しいてか睦モーティスの問題はどうなったんだ。睦人格は無くなって、完全にモーティスとして受け入れてやっていくんか。
13話
やっぱMyGOさんのライブは最高だ〜 燈の歌声すきアニメムジカを観て良かったのは、自分はマイゴが好きだとより強く再確認させてくれたこと。ポエトリーが入ったロックは音楽としては苦手だけど、こうやって物語のなかで披露されると素直に良いと思える。マイゴの最終話でムジカのライブをまるごとやったことのリフレインか、これ。ムジカって序盤は世間の反応やら評判やらをいちいち描いていたが、後半になるにつれて、個々人の精神的な、個人的なところへと焦点が移っていき、社会は忘れ去られている。どうやって再デビューしたのか、とか、そういうことはひとっ飛ばしに省略される。そういう構造の物語なのだろうけど、わたしは到底納得も満足もできない。楽しめない。やっと終わったー 退屈だった〜ムジカをマイゴの5人で締めるのも、マイゴ最終話の意趣返しか。これ地味にいちばん割を食った被害者はSumimiのまなさんじゃないか? 可哀想
まとめ
マイゴ最終話の時点で合わなそうな予感はしていたが、こんなにも嫌いな内容だとは思わなかった。6-7話らへんだけ面白かったけど、それはマイゴの面々がムジカの奴らを救おうと活躍する回だから、要するにマイゴは好きでムジカは嫌い、というのは揺るがない。
音楽性も物語ジャンルもアニメ演出もすべて、明らかにマイゴと対照的になるように作られているので、マイゴは好きでこっちは嫌い、というのは製作者の意図通りと言えるかもしれない。どっちも好きって人もいるんだろうけど。。
ロックを用いて実質ヒップホップをやったのがマイゴだとすれば、ロックで舞台演劇をやったのがムジカ。ステージから客席に降りて、客を引っ張ってきてステージに引き上げることが出来るのがマイゴで、ステージと客席が完全に隔てられて昇り降りが許されないのがムジカ。雑にいうと、人間ドラマのリアリティを追求したマイゴと、フィクショナルな演劇性を追求したムジカという対比ができる。ムジカはSF要素がない『ゲキドル』みたいなもんなので、そりゃあ自分が好きなはずがない。
マイゴの時点では睦とか海鈴とか好きになりかけていたのに、ムジカを見て嫌いになった。海鈴はマジで公式と解釈違い。にゃむはムジカ5人の中では比較的好きだけど、終盤で睦に魅せられて執着する筋書きを与えられてしまったので哀しい。初華=初音はいちばん嫌い。こういうキャラが嫌いです、と名刺に使えるほど。祥子はまぁ……終盤で睦(クライシック)より初音(ムジカ)を取ったのがよく分からない。てか睦モーティスはほんとどうなったんだ。どうもなってないのか。あの舞台演劇の「観客」ならば、睦だろうがモーティスだろうが関係ないんだけれど、わたしはそう大人しく観客の座に甘んじる人間ではないので……
2025-06-06 19:46:50