supplod さんの「 阿波連さんははかれない season2 」の感想 77点 阿波連さんははかれない season2 思い切りふざけている学園コメディとして、相変わらず安定して面白かった 4/15 1話 相変わらず面白い! 新キャラのギャル(CV東山奈央)もかわいい。「めっちゃ良い子」キャラのなかでもあんまり見たことのない味付けで良い。 4/20(日) 2話 前半はどう森×龍が如くパロのゲーム映像でほとんど進行し、3DCGアニメだった。こういうところで思いきりコメディに振り切るんだった、阿波連さんは。何を見せられてるのか分からなくなったけど。。阿波連さんの妹と弟、そういやいたな~ 弟(CV久野美咲)はあんまり記憶にないライドウくんの妹と阿波連妹が、中学で知り合うの良いね 4/27(日) 3話 体育祭回 クラスメイトの茶髪男子(石川)と他の女子キャラ(大城さん、佐藤さん、玉那覇さん等)で異性愛フラグが立ちそうな立たなそうな絶妙なバランス 5/6 4話 「ヤバい高校生男女ふたりが主人公のアニメ」として小市民シリーズよりも断然こっちのほうが好きだ。ふざけたコメディだから。ライドウくんと阿波連さんはイチャついても面白い。相手の興味・趣味にとことん付き合ってあげるの本当に優しい。「スパダリ」なんだけど、それに留まらない暴走っぷりでギャグキャラと化している。また3DCGに凝ってて草 そこまではせんやろ、を作中人物だけでなくスタッフもやっている良作 もぐもぐかわいくてスクショ解禁しちゃった このツンデレ女子小学生いたな~~2期では初登場か。 うおおおお 手描きのライブパート! カメラワークも凝ってるなぁ「ヒロイン」が「アイドル」になることに過剰に身構えてからの、町内会で一日限定のステージ、というオチ最高だ。このくらいの小さなスケール感でならアイドルを扱ってくれても好ましい。ある意味、アイドルという存在がもたらすスケール拡大性を逆手にとった喜劇だといえる、この話は。(ライドウ妹のアイドル衣装姿がいちばんかわいかったです) 5/28 5話 離島海水浴回 無人島かと思ったらめっちゃ栄えてて草石川君、ライドウのこと好きなの……? 幼馴染の佐藤さんと三角関係が必至だ 6話 ふたば&阿波連3きょうだい回 ライドウくんの出番が少なかった阿波連家って両親いないんだっけ? 7話 修学旅行回 おもろいしかわいいけど、阿波連さんがすっかりふつーの女子になっちゃって残念ではある 変人要素はライドウくんや玉那覇りくさん達に任せっきり。石川マジでライドウに恋してたっぽいな。。 ヘテロラブコメだと思っていたが、ここに来て。失恋はほぼ確定しているが、掘り下げに期待。傷心状態から佐藤さんと付き合うことになるのかな~~ 6/1(日) 8話 二重のサプライズ誕生日会 ライドウくんヤバすぎる…… でも、ラブコメ青春モノのお誕生日回でまだこのパターンがあったか!という気付きもある。あと、ライドウくんと誕生日被っていることを知ってからだと、阿波連さんが「誕生日パーティー開いてほしい」と言った意味がよりほっこりして良い。自分たちの等身大人形はなんなんだよ。何製?阿波連ママ初登場!! しかもCV水瀬いのりで母娘二役 阿波連家はより取り見取りだなぁそこらへんのラノベ男主人公と真逆のムーヴをし続けるライドウくんほんと好き 6/9(月) 9話 3年に進級した!!! ペース早いな新任の先生!! 百合の波動で「あはれ」卒倒するキャラが増えた……Bパートは大城さん編今回は全体的に何これ??だった。ライドウくんたちが中心にならない、脇役に焦点が当たる回 「大城さん→阿波連さん⇔ライドウ←石川←佐藤さん」と、地味に多角関係が走っているアニメでもある。特に「ライドウ←石川←佐藤さん」の三角関係が好き。 6/18(水) 10話 ミュージカル/人生ゲーム回 恥ずかしがりながらもミュージカルノリやってくれる大城さんかわいいアニメーターの給料10万は……笑っていいやつですか?? !?!? うおおおおお!!! いきなり佐藤さんが石川に告った!! そして振られた!!!片想いの同性愛者に「"普通"って難しいよね」と言わせるのはなぁ……これだけぶっ飛んだコメディをやっておいて、石川くんがライドウに想いを寄せる同性愛者であることを仄めかしながらも、彼の同性愛描写まわりだけは絶対に茶化さず、「コメディ」にしないところが本当に好き。キャラクターへの愛を感じる。コメディの矜持がある作品だ。 ていうか、2期ではかなり鳴りを潜めているけれど、1期では大城さんが阿波連さんにものすごく執着している描写がかなりあった。つまり、すでに女性の同性愛はより明示的に描いてきたといえる。「青春」ヘテロラブコメ・アニメにおいて、なぜ女性の同性愛は「百合」として朗らかに(ネタ的に)描かれて、男性の同性愛は暗示に留まるのみなのか、という非対称性はとても興味深い問題だ。そもそも阿波連さんとライドウくんの異性愛関係を、かなりコミカルに描いている作品なので、石川君の男性同性愛だけがコメディにならないことは、尊重しているともとれる一方で、同性愛差別ともとれる……? むずかしい 6/24(火) 11話 文化祭回 なんか珍しく?真面目な感動回だったな…… 文化祭準備の中心人物が当日に学校に来なくて迎えに行く展開は『心が叫びたがってるんだ。』を連想しちゃうね(あれは文化祭ではなく「ふれあい交流会」だが)文化祭と、学校サボって恋人ふたりで海に行くやつを同時に両取りしててすごい。クラス展示の総監督と並行して個人製作の彫像(?)数体と映像まで作るなんて、阿波連さんスペック高すぎる。ライドウも万能だし、かなりの完璧ヘテロカップルだよなこのふたり。それでも鼻に付かないのがこの作品のコメディとしての完成度の高さゆえだ。思い出ムービーが漫画では壮大な伏線回収らしい あ~ 回想シーンで通常使うような黒枠・黒地でずっとやっていたのが、ほんとうに回想映像だったってことか 6/30(月) 12話 最終回 おわり! 一気に卒業・プロポーズ・結婚式どころか、孫が出来ているくらいまで飛ばして大団円をやっていてびびった。おばあちゃんになった阿波連さんがぜんぜん変わってなくて落胆した。(ライドウ君もひげ生やしただけだったが)石川くんが佐藤さんと結婚したのも驚き。そうか…… 石川がライドウを好きだと気付くまでは、このヘテロカップルを応援していたので、嬉しいっちゃあ嬉しいんだけど、やっぱりモヤモヤは残るよ。「結婚」して夫婦になることが大団円として描かれるこの最終回は、「結婚」が法律上許されていない同性カップル・同性愛者にとっては見るもツラいものだろうから。同性愛者である石川くんが、最終的に、ずっと自分を好きで傍にいてくれた異性と結ばれるのは……ジャンプラだな~~というか、中高生・若者の読者に向けているような、きわめて真面目で前向きで自己啓発的なトーンで締めくくられていることに乗れなかったのもそうだし、それと、「結婚」を称揚する家族主義・異性愛主義は地続きだと思う。 というわけで、この最終話は好きになれなかった。でも、1期の終盤(ふたりが付き合うくだり)も拒絶反応が出ていたので、結果的にはこの2期もあんまり変わらなかったということだ。つまり、基本的には、大振りのふざけまくった学園コメディとしてめちゃくちゃ面白かった! 「おもしれー女」だけを登場させるラブコメ(マケインとか)は苦手だけど、「おもしれー女」には「もっとおもしれー男」をぶつけるんだよ!の精神だから『阿波連さん』は好き。2クールお疲れさまでした。 石川がライドウを好きだったこと、ずっと忘れません。 Tweet 2025-06-30 23:58:08
77点 阿波連さんははかれない season2
思い切りふざけている学園コメディとして、相変わらず安定して面白かった
4/15
Tweet1話
相変わらず面白い! 新キャラのギャル(CV東山奈央)もかわいい。「めっちゃ良い子」キャラのなかでもあんまり見たことのない味付けで良い。
4/20(日)
2話
前半はどう森×龍が如くパロのゲーム映像でほとんど進行し、3DCGアニメだった。こういうところで思いきりコメディに振り切るんだった、阿波連さんは。何を見せられてるのか分からなくなったけど。。阿波連さんの妹と弟、そういやいたな~ 弟(CV久野美咲)はあんまり記憶にないライドウくんの妹と阿波連妹が、中学で知り合うの良いね
4/27(日)
3話
体育祭回
クラスメイトの茶髪男子(石川)と他の女子キャラ(大城さん、佐藤さん、玉那覇さん等)で異性愛フラグが立ちそうな立たなそうな絶妙なバランス
5/6
4話
「ヤバい高校生男女ふたりが主人公のアニメ」として小市民シリーズよりも断然こっちのほうが好きだ。ふざけたコメディだから。ライドウくんと阿波連さんはイチャついても面白い。相手の興味・趣味にとことん付き合ってあげるの本当に優しい。「スパダリ」なんだけど、それに留まらない暴走っぷりでギャグキャラと化している。また3DCGに凝ってて草 そこまではせんやろ、を作中人物だけでなくスタッフもやっている良作
もぐもぐかわいくてスクショ解禁しちゃった
このツンデレ女子小学生いたな~~2期では初登場か。
うおおおお 手描きのライブパート! カメラワークも凝ってるなぁ「ヒロイン」が「アイドル」になることに過剰に身構えてからの、町内会で一日限定のステージ、というオチ最高だ。このくらいの小さなスケール感でならアイドルを扱ってくれても好ましい。ある意味、アイドルという存在がもたらすスケール拡大性を逆手にとった喜劇だといえる、この話は。(ライドウ妹のアイドル衣装姿がいちばんかわいかったです)
5/28
5話
離島海水浴回
無人島かと思ったらめっちゃ栄えてて草石川君、ライドウのこと好きなの……? 幼馴染の佐藤さんと三角関係が必至だ
6話
ふたば&阿波連3きょうだい回
ライドウくんの出番が少なかった阿波連家って両親いないんだっけ?
7話
修学旅行回
おもろいしかわいいけど、阿波連さんがすっかりふつーの女子になっちゃって残念ではある 変人要素はライドウくんや玉那覇りくさん達に任せっきり。石川マジでライドウに恋してたっぽいな。。 ヘテロラブコメだと思っていたが、ここに来て。失恋はほぼ確定しているが、掘り下げに期待。傷心状態から佐藤さんと付き合うことになるのかな~~
6/1(日)
8話
二重のサプライズ誕生日会
ライドウくんヤバすぎる…… でも、ラブコメ青春モノのお誕生日回でまだこのパターンがあったか!という気付きもある。あと、ライドウくんと誕生日被っていることを知ってからだと、阿波連さんが「誕生日パーティー開いてほしい」と言った意味がよりほっこりして良い。自分たちの等身大人形はなんなんだよ。何製?阿波連ママ初登場!! しかもCV水瀬いのりで母娘二役 阿波連家はより取り見取りだなぁそこらへんのラノベ男主人公と真逆のムーヴをし続けるライドウくんほんと好き
6/9(月)
9話
3年に進級した!!! ペース早いな新任の先生!! 百合の波動で「あはれ」卒倒するキャラが増えた……Bパートは大城さん編今回は全体的に何これ??だった。ライドウくんたちが中心にならない、脇役に焦点が当たる回
「大城さん→阿波連さん⇔ライドウ←石川←佐藤さん」と、地味に多角関係が走っているアニメでもある。特に「ライドウ←石川←佐藤さん」の三角関係が好き。
6/18(水)
10話
ミュージカル/人生ゲーム回
恥ずかしがりながらもミュージカルノリやってくれる大城さんかわいいアニメーターの給料10万は……笑っていいやつですか??
!?!? うおおおおお!!! いきなり佐藤さんが石川に告った!! そして振られた!!!片想いの同性愛者に「"普通"って難しいよね」と言わせるのはなぁ……これだけぶっ飛んだコメディをやっておいて、石川くんがライドウに想いを寄せる同性愛者であることを仄めかしながらも、彼の同性愛描写まわりだけは絶対に茶化さず、「コメディ」にしないところが本当に好き。キャラクターへの愛を感じる。コメディの矜持がある作品だ。
ていうか、2期ではかなり鳴りを潜めているけれど、1期では大城さんが阿波連さんにものすごく執着している描写がかなりあった。つまり、すでに女性の同性愛はより明示的に描いてきたといえる。「青春」ヘテロラブコメ・アニメにおいて、なぜ女性の同性愛は「百合」として朗らかに(ネタ的に)描かれて、男性の同性愛は暗示に留まるのみなのか、という非対称性はとても興味深い問題だ。そもそも阿波連さんとライドウくんの異性愛関係を、かなりコミカルに描いている作品なので、石川君の男性同性愛だけがコメディにならないことは、尊重しているともとれる一方で、同性愛差別ともとれる……? むずかしい
6/24(火)
11話
文化祭回
なんか珍しく?真面目な感動回だったな…… 文化祭準備の中心人物が当日に学校に来なくて迎えに行く展開は『心が叫びたがってるんだ。』を連想しちゃうね(あれは文化祭ではなく「ふれあい交流会」だが)文化祭と、学校サボって恋人ふたりで海に行くやつを同時に両取りしててすごい。クラス展示の総監督と並行して個人製作の彫像(?)数体と映像まで作るなんて、阿波連さんスペック高すぎる。ライドウも万能だし、かなりの完璧ヘテロカップルだよなこのふたり。それでも鼻に付かないのがこの作品のコメディとしての完成度の高さゆえだ。思い出ムービーが漫画では壮大な伏線回収らしい
あ~ 回想シーンで通常使うような黒枠・黒地でずっとやっていたのが、ほんとうに回想映像だったってことか
6/30(月)
12話
最終回
おわり! 一気に卒業・プロポーズ・結婚式どころか、孫が出来ているくらいまで飛ばして大団円をやっていてびびった。おばあちゃんになった阿波連さんがぜんぜん変わってなくて落胆した。(ライドウ君もひげ生やしただけだったが)石川くんが佐藤さんと結婚したのも驚き。そうか…… 石川がライドウを好きだと気付くまでは、このヘテロカップルを応援していたので、嬉しいっちゃあ嬉しいんだけど、やっぱりモヤモヤは残るよ。「結婚」して夫婦になることが大団円として描かれるこの最終回は、「結婚」が法律上許されていない同性カップル・同性愛者にとっては見るもツラいものだろうから。同性愛者である石川くんが、最終的に、ずっと自分を好きで傍にいてくれた異性と結ばれるのは……ジャンプラだな~~というか、中高生・若者の読者に向けているような、きわめて真面目で前向きで自己啓発的なトーンで締めくくられていることに乗れなかったのもそうだし、それと、「結婚」を称揚する家族主義・異性愛主義は地続きだと思う。
というわけで、この最終話は好きになれなかった。でも、1期の終盤(ふたりが付き合うくだり)も拒絶反応が出ていたので、結果的にはこの2期もあんまり変わらなかったということだ。つまり、基本的には、大振りのふざけまくった学園コメディとしてめちゃくちゃ面白かった! 「おもしれー女」だけを登場させるラブコメ(マケインとか)は苦手だけど、「おもしれー女」には「もっとおもしれー男」をぶつけるんだよ!の精神だから『阿波連さん』は好き。2クールお疲れさまでした。
石川がライドウを好きだったこと、ずっと忘れません。
2025-06-30 23:58:08